やわらか深海魚の日記

ポールダンスが趣味です。

『今日だけ童貞』がソープで遊んできた話

___オレは”帰ってきた”___

 

 

今週は仕事が非常に忙しかった。

そしてまあ、なんというか、疲労もかなり溜まっていたので「おとなしく家で身体を休めよう」そう思っていた。

…金曜日の夜まで。

 

次の日、オレはなぜか東京吉原にいた。

 

「ここは…吉原!?なぜこんなところに!?」

こんな不思議な事があっていいのだろうか。

超常現象の類は一切信じていないオレだが、なぜか今吉原にいる。

これを超常現象と呼ばずなんと呼ぼう?まあそんなことはどうでもいいが、せっかく風俗街に来たのだから、遊んで帰ろう。

と、財布の中を見ると、普段入っていないはずのキャッシュカードが入っていて、お金をおろす準備は万端のようである。

「なんの超常現象か知らんが、随分気の利いたことをしてくれるじゃないか。」

 

そう、財布には1万円札が一枚入っていたきりで、とてもこの金額では吉原で遊ぶことはできない。必然的にお金を降ろす必要があるのだ。

そういうわけで、行きつけ(?)のファミリーマートで現金3万円を降ろし(なぜかわからないが奇跡的なタイミングで前日にボーナスが入っていた)、現金を握りしめて風俗街を闊歩する。

 

今回行きたいお店があったわけではなかったのだが、以前知人に勧められた中級店に行こうかな、とは思っていた。早速地図を開き、店の名前を打ち込む。すぐにヒットする。数百メートル先にあるらしい。

早速入店して店の空き状況を確認したところ、もう予約が終了しているとのことだった。迂闊であった。やっぱり中級店クラスになると予約が埋まってしまうのか。とまれ、こうなることは想定済み(想定していたのに予約は取っていないガバさには触れないでください)、すぐに近くの中級店にあたりを付けそちらに移動した。

 

そちらのお店は「21時からならご案内できます」とのこと。その時が19時30分ごろだったので、食事をとって戻ってくればいい時間になりそうだな、と思い「君に決めた!」をして、精算後予約票を手に店を出る。御三家はニャオハが好きです。かわいいから。ちなポケモンやってない。

 

駅まで歩いて戻り、簡単に食事をとった後(ここでの食事は控えめに。この後運動が控えているので)、すぐに店に戻る。

26000円という、貧乏リーマンには決して安くない額を払っている以上、絶対に時間に遅れるわけにはいかない。会社の会議に遅刻しそうになってガチ焦りしたとき以上に真剣な気持ちをもって、店まで歩いて戻る。多分時速20kmくらい出てたと思う。

 

店に戻ったのは20時45分ごろ。少し早かったが、綺麗めな待合室に通され、漫画を読みながら時間を潰す。そこからなんやかんやあって21時20分くらいにボーイから声がかかる「お客様、女の子がお待ちです」

 

待合室を出てすぐ左手にあるカーテンを開けると、女の子が立っていた。

まあ毎度恒例のことなのだが、写真とは顔が違った。うーん、この。

 

顔の雰囲気でいうと、乃木坂の中村麗乃の若干えぐみが強いバージョンとでもいえばいいだろうか。多分ほとんどの人はわからないと思うので、調べてもらえれば何となく顔の雰囲気はわかると思う。

その子に手を繋がれて部屋までエスコートされる。手が小っちゃくて「女の子の手だなあ」って思った。そんなの当たり前だろ。

 

部屋に入って上着を脱ぐと、早速ベッドに腰掛けて少しお話をする。ここが結構大事。この辺の雰囲気作りがうまくできない奴は何をやってもいまくいかない。ダイエットは絶対にうまくいかないし、会社ではのけ者にされ、近所のガキに犬の糞を投げつけられる。緊張の第一声…

 

 

 

 

 

 

 

「アッ…ウッス…」

 

 

 

終わった。もう帰っていい?

 

心が折れる音がにわかに部屋中に響き渡った(気がした)が、嬢はそんなことを気にする素振りも見せず、恒例の質問を投げかけてくる。

 

嬢「吉原来るのは初めて?」

ソ「アッ、ハイ(嘘)」

嬢「こういうお店来るのは」

ソ「ハジメテデス(嘘)」

嬢「え、まさか童貞??」

ソ「イヤ~マァ…ネェ…」

 

あえて含みを持たせた言い方をする。今回僕は童貞キャラで行くと最初から決めていたのである。曖昧な態度を取り続けていると

 

「え~本当に初めて?なんか全然そんな風に見えないけど」

 

バレてて草。まあ、大体彼女ができたことない(これはガチ)みたいな話をすれば信じてくれる。自分で言ってて悲しくなってきた。何見てんだお前、シバくぞ。

 

しばらく会話をしてわかったこと、嬢は同い年で、二年ほどここで働いているらしい。そして童貞が二連続で来たことに謎のハイテンションになっていた。初めての風俗じゃなくてごめんなさい。

そんなこんなで時計を見るともう15分も経っている。今回は70分コースで、そのうちの15分が会話というのは長いのか短いのかわからないが、今日のオレは風俗初体験の童貞なので、嬢に促されるまで自分からアクションを起こすことはしない。そこでようやく嬢から風呂に促されたので、服も羞恥心たっぷりの雰囲気で脱ぎ(ここでも初々しさは欠かさない)、シャワーの椅子に腰かける。

 

で、嬢も服を脱ぎ、乳房と恥部があらわになる。何度も言うがオレは今日童貞なので、乳房と恥部をその目に”じっくりと”焼き付けた。決して下心があるわけではなく、オレは今日童貞役に徹しないといけないので、”致し方なく”ガン見していたのである。例えば町を歩いていて、急に大きな音がしたらそっちを振り向きますよね?それと同じです。これはしょうがない。致し方なく。

観察の結果、嬢がパイパンFカップであると分かった。しかし、骨格はストレートだったのでスタイルがいいというわけではなかった。そして、右乳上部には蝶があしらわれた墨が入っていた。こういう仕事の人、蝶彫りがち。

 

そしていよいよ、嬢がオレの恥部の洗いに入る。

それまでは普通に会話を続けていたのだが、そこで異変が起こった。

 

嬢がオレのブツを触った瞬間・・・

「そうですね、大学ではあんまり…うっ」

 

急に言葉が出なくなってしまった。何かがおかしい。

特別うまいとかそういうわけではないのに、力が入らない。オナ禁はたった二日だから、そこまで敏感になっているわけではないはず。

なのに脳が真っ白になっていく感覚___

 

嬢も異変を察したのか

「どうしたの?気持ちい?」と声をかけてくる。

恥ずかしい話だが、返事すらできない。頷いて肯定に変えると、そのまま無言で丁寧に洗ってくれた。いまだにこうなってしまった原因は不明だが、長いこと女性と接する機会がなかったうえ、体を触られるなど久しぶりのこと過ぎて、おそらく敏感になっていたのだろう。

 

何とか洗いを乗り越え、浴槽に入る。嬢も向かい合わせで入り、しばしご歓談。

その途中から萎え切ったオレの陰部を触り始めてきたので、当然のように起き上がってしまう。少しすると

「おちんちん舐めていい?」と言われる。

「え?ここで?」素で驚いてしまった。あとから聞いたのだが、そういうサービスをしないといけないらしい。中級店くらいからあるんだな、と思った。

先ほど食事をしているときに、その嬢が舐めるのが得意という情報は調べていた。まあ確かに上手だったと思う。その程度じゃオレは倒せないけどな。2~3分舐めたところで、風呂から出る。

 

ベッドに移動し、仰向けになる。

そこでも少し息子をお舐め頂いて、恒例の乳首舐められタイムである。前回も言ったが、オレに乳首舐めは効かない。全くのノーダメージである。ゴーストタイプのポケモンにかくとうこうげきをするようなものだ。「こうかが ないようだ・・・」

それは嬢もわかるらしく「気持ちよくない?」と言われるので、正直に「ハイ。僕に乳首は効きません(フリーザの「私の戦闘力は53万です」のような雰囲気で)」といい、挿入に移ってもらうことにした。こっちはセックスしに来てんだ。早く挿入させろ。

とはいえ、童貞が主導権を握るのも何か違うような気がしたので「何かしたい体位ある?」といわれても「わからないです」といって嬢を困らせた。結局嬢は騎乗位を選択した。

 

いざ挿入。ここは演技力が試されるところである。いかに童貞感を演出するか…思い出せ!飛田新地の頃を!オレはどんな気持ちで初挿入した…?

飛田新地の頃のオレを降ろし、完璧に初挿入顔をすることができた。万感の思いである。ああ、オレは23年間生きてきて、ようやくここに”帰って”来たんだね…

初挿入顔のオレは…つか初挿入顔ってなんなんだ。存在しない概念で草。あと、マイマムほんまごめん。

 

初挿入顔のオレは騎乗位してもらった後、キスチェックをした。ディープキスをしてくれるかどうかを判断する必要がある。以前吉原に来た時に対戦した嬢は「イソジンでアホみたいにうがいさせてくる割に頑なにディープキスを嫌がる人の理から外れたモンスター」だったので、今回の嬢がどうかはチェックしなければならなかった。そしてチェックしたところ、今回はディープキスOKであった。合格です。

 

その後正常位を初体験させてもらい、バックもさせてもらった。ここでも初挿入顔でぎこちなく動くことを意識し、適宜ち〇ぽを誤って抜いてしまうことで、不慣れな感を演出することに成功した。なかなかの出来だったと自負している。

しばらくその状態で遊んでいると、終了10分前くらい?を示すタイマーが鳴る。早くね?と思ったが、やっぱりいけずに終わるのはもったいないので、最後はペースを上げて一息にフィニッシュ。対戦ありがとうございました。

 

 

「イけた?良かった~」と嬢。

良かったです。本日はお日柄もよく。

賢者タイムの薄ぼんやりした頭で会話をしていると

「初めてなのにしっかり動けてたね~」と嬢。しまった。バレたか?と思ったが、よくよく考えたらバレたところでなに一つ問題ないの草

 

そもそもなぜ自分は今回童貞キャラで行こうと心に決めていったのか、そのあたりもはっきりしない頭で考えながら、嬢とお別れのハグをして部屋を後にする。

 

今回のサービスなのだが、70分26000円で実質プレイ時間は20分くらいしかなかった気がする。なんかそう考えたら20分16000円(実質プレイ時間は15分くらい?)で確実にかわいい子引ける飛田新地のほうがお得なんじゃね?とか思ってしまったけど、まあ久しぶりに触れる女体は良かったよということで・・・今回はこの辺で。

 

 

また会う日まで。