やわらか深海魚の日記

ポールダンスが趣味です。

久しぶりにそういうお店で遊んできた話。

 

 

一体何があったのかと、目を疑うような内容である。どうやら俺はそういう星の下に生まれているらしい。いつだってLINE関連のネタというのは飽きないものだが、ここまで露骨なものはなかなかない。

 

まさかこんな形でドタキャンされるとは思わなかった。「多分そういう遊びだったんだろうなぁ」と、賢者タイムの穏やかな気持ちのまま帰路の電車に揺られ、その音と振動に包まれる運筆は非常にスムーズである。

 

さて、問題のドタキャンの件なのだが...

 

 

 

はぁ。

 

そうですか。

 

もう笑うしかなかった。片道1時間半かけてわざわざ渋谷まで出てきてその仕打ちですか。はぁ。

 

こういうことをされると全てがどうでも良くなってきて、猛烈な虚無感に襲われる。過去にTinderの女にドタキャンされたことがあったが、その時は家にいたのでさほど虚無感はなかった。しかし今回は足を運んでのドタキャンである。人間不思議なもので、予定外の時間が発生し、普段来ないような場所に放り出されると思考が停止するのである。待ち合わせのハチ公前で10分ほどぼんやりと立ち尽くした後、ようやく霧が晴れ始めた頭で考え始める。「まずここに来るまでの時間と費用、あとここに来たことで失われた機会費用...

 

多少の苛立ちを覚えはしたものの、せっかく都内まで来たのに何もせずに帰るのもなぁということで、知人に声をかけ、なんとかご飯を食べる約束を取り付けた。そして宮下パークで食事を取り、その時点で夜7時半頃。正直帰るには早いし、女と会う予定が潰れたということもあり、池袋に行って何かしらの風俗に行きたい欲が出てきた。既にオナ禁3日目(俺にとって異例の長さ)である。

 

 

 

〜〜〜移動中〜〜〜

 

 

池袋着。さて、どうしようかな?

正直言ってあんまりお金は使いたくなかったので、「バケモンみたいなの来てもいいから安く済ませたい。」このマインドで池袋を練り歩く。安く済ませたいという時点でソープの線は消えたし、行けてピンサロかな〜と思っていたところ、目に飛び込んできたのは「ハンドキャンパス 2980円〜」という看板。なるほど、第一の選択肢がソープ、第二の選択肢がピンサロと来て、第三の選択肢"手コキ"。これは完全に想定外であったが、安価であるし、個人的に「手でしてもらうのはそれはそれで興奮するのでは?」という思いと「こういうお店も体験しておきたい」という好奇心から、このお店に行くことにした。知人にはお店の受付まで同伴して頂き、ここでお別れ。ありがとうございました。よくわからん中国料理みたいなん美味しかったです。

 

 

肝心のお店の方だが、受付で簡単な説明を受ける。まず基本のコース。これは時間と料金の説明なのだが、これが案外気が抜けない。ここで自分の発射予想時間と財力を見誤ると不完全燃焼に終わる可能性がある。慎重に考え、俺はプレイ時間20分・3980円のBコースを選択した。ちなみに着衣でのバストタッチはありである。正直手コキしてもらえれば何でもいいので、時間がある程度あって安ければ何でもいい。5行くらい前の慎重さなくなってて草

 

そしてオプションの有無だが、これももちろんいらない。俺に乳首責めは通用しないし、乳首舐めも別に興味ない。「つべこべ言わずに早く抜けよ。」と言わんばかりの態度は隠しつつ、あくまで丁寧に「オプションは無しで」と頼んだ。

 

そして指名も可能だったが、あえてしなかった。店に写真が貼ってあるが、大体こういうのはパネマジがエグいし、課金して選んだ女の子が写真より可愛くないと凹むからである。何より俺は「バケモノが来るかもしれない」というスリルを味わいたくてお店に来ている。決してバケモノに来て欲しいわけではないが。ただ錦糸町のピンサロで一皮剥けただけだ(ちんこは剥けな...ゲフンゲフン)

 

 

 

 

受付を済ませて奥の個室に案内される。ピンサロと違い、ここは完全個室のようだ。女の子が来るまでしばし待機。一応禁止事項等を再確認していると、

 

"コンコンコン"

 

と、ドアを叩く音。きたな。一応ノックの回数は心得ているらしい。う〜ん、合格。

 

ドアが開くまでの刹那、緊張の面持ちで視線を向ける。

 

"ガチャ"

 

「こんばんは〜るなです!」

 

おお。

 

思ったより可愛い子が出てきたな。

 

どうやら今回の賭けは俺の勝ちらしい。

 

高揚しつつ挨拶を済ませ、恒例の質問が飛んでくる。

 

る「こういうお店くるの初めてなんですか〜?」

 

ソ「初めてです...*1(大嘘)

 

る「え〜!そうなんですか〜?初めてがるなでいいの??」

 

ソ「はい...お願いします(童貞のような顔と雰囲気で)

 

こういうお店では、大抵初めてと言った方が相手からのウケがいいのである。多分。俺調べだから絶対に信用するな。

 

る「じゃあ服脱いで〜」

 

ソ「えっ...僕が脱ぐんですか...(童貞のような(ry))

 

自分で言っといてなのだが、他に誰が脱ぐねんと言いたくなるようなアホっぷりである。しかしこれくらい不慣れな方が"本物"感が出る。多分。

 

「ローション使うなら上下脱ぐ人が多い」とのことなので、速攻で上下脱衣を完了する。使えるものは全て使う。サバイバルには必須の知識である。

 

そしてプレイ開始ーーーー

 

最初はソファに腰掛けたまま、隣同士でそっと手コキをしてもらう。「まあ初めはこんなもんかな」というようなスローペースである。20分ある中でいきなり全開でされても困るので、これくらいでいい。よくわかってるじゃないか。合格。

 

そしてプレイ中なのだが、るなちゃん、非常に顔が近い。文字通りゼロ距離である。「鼻あたっとるがな。これもうちょいで唇当たるでこんなん。」

 

そしてその距離で「気持ちいい...?」「良い匂いする」「して欲しいことあったら言って?」と囁いてくるのである。これは良くない。オプションでキスを追加してしまいそうである。「事故を装ってキスしてしまおうかな」と86451237回思ったが、ルールを守らないと楽しくないので流石に控えた。ソーニャ、今度はオプションつけるます。

 

プレイも中盤に差し掛かる頃、ふとあることに気付く。手コキが非常に単調なのである。良くも悪くも、その不慣れ感に逆に興奮を覚える。素人っぽい手付きで非常に良いですね、ありがとうございます。

 

プレイ中、服の上からなら相手を触ってもいいことになってはいるが、正直あんまり興味がなかった(スタイルは非常に良いが)。それより俺は髪の毛の匂いをひたすらクンクンすることに専心、というか心血を注いでいた。「汗臭いよ」と言われたが全く臭くないどころか良い匂いである。なんで女の子ってあんな良い匂いするんですか?これは不思議なことです。

 

10分経過を示すタイマーがなった後、「そろそろ俺も準備するか...(首コキッ)」ということで、仰向けでの手コキを指定。るなちゃんには添い寝するような形になってもらった。匂いをクンクンしたいので。何か問題でもありますか?

 

体勢が変わった後、手コキのペースが上がってくる。先ほどまでの体勢ではるなちゃんも沢山話しかけて来てくれていたが、手コキのペースが上がったことで真剣モードになったのか、あまり言葉を発しなくなった。これはこれで真剣みが感じられて非常に良い。俺も息子の感度に全集中できるというもの。全部ポジティブに捉えることで、より感度が高まっていく。

 

残り5分を告げるタイマーが部屋に鳴り響く。るなちゃんの手コキも早くなってくる。最後はもうなんか、火花とか出てたと思う。早すぎて。雰囲気を察したのか、るなちゃんも「イキそう?」と聞いてくる。その直後、答える間も無くーーー。

 

3日分のオナ禁の効果は絶大で、ここ最近では一番出た。

 

事後の処理中色々話したのだが、るなちゃんは20歳らしい。20歳っぽくはなかったが、そこを詮索するのは野暮なのでそういうことにしておいた。そして、なんと店に来てから2日目とのことだ。ほぼ素人である。なるほど、素人感のある手つきはそういうことか、と納得し、名刺をもらい抱擁をして部屋を後にする。

 

 

 

最後に「また来てくれる?」と言われる。しかし、賢者タイムで即答できずにいると「嘘つけないタイプでしょ〜!来るって言わないし!!」と言われた。可愛すぎて草。たしかにそう、嘘をつくのは苦手だ。そして、隠し通すのも苦手。

 

終了後のアンケートは全て良い評価にした。頑張ってもらいたいという気持ちも込めて。

万感の感謝を込めて。

 

軽い足取りで店を後にする。残暑の熱気と台風の風に吹かれながら、夜の池袋を後にする。いつもより浮き足立つ心を抑え、ドタキャンされた事実も半ばに忘れかけ、「また来よう。」そう心に決めた。

*1://∇//